「サロモン」のリュックが“普段使い”に向いているって予想外。とにかく軽くて背負い心地が良い

また軽いゆえに生地が薄いというのも特徴です。リップストップ加工されているので頑丈ですが、ペラペラです。ただしノートPC収納部は挟み込むように両側がパッド入りでクッション性があるので、ノートPCをしっかり保護してくれます。背中でPCのカタチが分かるなんてことはありません。

また、トップポケットが大きめです。財布などすぐに取り出したいモノを入れておくのに便利で、それこそモバイルバッテリーやイヤホンなど結構な量が入ります。

そしてこれは使ってみて気づいたんですが、生地がペラペラなのに、底にクッション性がある。いや、厳密に言うとクッションではなく底部に付属のレインカバーを入れておくポケットが付いていて、その畳まれたレインカバーがクッションの役割を果たしてくれるんです。例えばリュックをどこかに置いたとき、中の荷物がガンとぶつかるのってイヤですよね。それを多少緩和してくれるイメージです。もちろんレインカバーも雨の日には助かります。

そして外側には、メッシュのボトルポケットが両側に付いています。ボトルを入れると横に膨らむ感じではなく、リュック本体側に少し食い込む構造です。これは本体の生地がやわらかいためですが、むしろ変に出っ張りができないだけ見た目はスマート。結構大きめなので、500mlのペットボトルも余裕で入れられます。

 

■トレラン由来の背負い心地

背負い心地の良さには、おそらくショルダーストラップが大きく寄与しています。

▲チェストストラップは必要ない場合は外せます

はっきりいって薄い。クッション性はほぼありません。その分、幅は広めで肩回りにピタっとフィットしてくれます。

フィットしすぎると、とくに夏場などは蒸れそうな気がしますが、全体的にメッシュ素材となっていて薄いパッドも穴が開けられ通気性は抜群。このあたりに、トレラン用ならではの快適さが伝わってきます。

また左右どちらにも伸縮性のあるメッシュ生地のポケットが付いています。

左はファスナーポケットで、右はオープンポケット。どちらもそこそこ大きめで、イヤホン程度なら余裕、なんならスマホだって入れられます。いちいち肩から外してトップポケットから取り出すのが面倒な身の回り品はここに入れておくと便利です。

ただしその分、ストラップの幅は広くなっているため、スポーティ感が出ているのは致し方ないところ。本体正面のバンジーコード(外そうと思えば外せますが)もあり、通勤で使うとなるとカジュアルスタイルOKな人でないと厳しいかもしれません。

*  *  *

容量は大きめの25Lで独立したノートPC収納部付き。さらに軽くて背負い心地も良い。サロモンってゴリゴリのパフォーマンス系スポーツブランドというイメージがあったのですが、実は仕事にも使える仕様のリュックを出しているとは思いませんでした。

もちろん見た目はかなりスポーツ感があるため、ジャケットに合わせるのはちょっと微妙ですが、カジュアルOKな会社の人でノートPCを持ち歩いているならば検討する価値は大アリです。

ちなみにサイズ違いで「XT 15」(1万5400円)と「XT 10」(1万3200円)もあり、「XT 15」は15インチまでのPC収納部が付いています。通勤で使うなら「XT 15」もいいと思いますよ。

>> Salomon

<取材・文/円道秀和(GoodsPress Web) 写真/湯浅立志(Y2)>

 

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