大人が本気で没入する! 脳と暮らしが覚醒する「自家製」の楽しみ方。実践レシピも公開

今の時代、猫も杓子も「タイパ(タイムパフォーマンス)」。いかに時間をかけず、効率よく、スマートに美味いものにありつくか。確かにそれも現代を生き抜くための最適解かもしれない。しかし、その真逆を行くことでしか得られない、極上の「脳内快楽」があることをご存じでしょうか?

近年、クラフトビールをマイボトルで計り売りする現代的な「角打ち」が流行しているのも、まさにその一例。ただ自販機で缶ビールを買うのではない。ずらりと並ぶショーケースから自分の直感を頼りに一本を選び、その場で「プシュッ」と栓を抜く。あるいは、作り手のストーリーを店主から聞きながら、マイボトルに注いでもらう。そこにあるのは、単なる飲酒を越えた「体験」であり、不便ささえも楽しみに変えるエンターテインメントと言えるでしょう。

この「わざわざ手間をかける」の究極系が、今回ご紹介する「自家製」です。

『自家製はエンタメだ。』(サンクチュアリ出版)という、まさに本特集のバイブルのような一冊を上梓した浜竹睦子さんにお話を伺いました。彼女が語る自家製の魅力は、単なる「丁寧な暮らし」のそれではない。それは日常を楽しみ、私たちの好奇心を刺激する大人の遊びでした。

そこで自家製の底知れぬ魅力を伺いつつ、初めの一歩として試してほしい自家製の一品も教えていただきました。

【次ページ】始まりは、1食を「全力の遊び」に振り切った緊急事態宣言

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