3. 火を扱う所作まで美しくする、職人仕上げの万能火吹き棒
タキビズム
「ブレス トゥ ファイヤー 約63cm」(1万6940円)

フックをはじめ、ノズル、接合部のネジの切り出しまで、すべて職人の手作業です。フックとハンドル部分の鍵が一直線になるようネジ山まで緻密に設計するなど、細やかな職人技も見どころです(株式会社アンプラージュインターナショナル タキビズム プレス担当 溜池剛太郎さん)
炭火を手際よく扱える人は格好いい。そう思う人には、香川・高松の鉄工所の職人が作る火吹き棒「ブレス トゥ ファイヤー」がおすすめだ。焚き火や炭火にピンポイントで空気を送り込めるだけでなく、先端部は火掻き棒としても使える技ありの設計。熾火の位置を整えたり、薪や炭を動かしたり、火加減の調整にも役立つ。金属部はケトルフックとしても使え、ノズルやアタッチメントを交換すれば、他のタキビズム製品をより便利に使うための道具へと拡張できる。2分割してコンパクトに収納でき、付属の革ベルトで持ち運びもしやすい。

▲火元へピンポイントで息を送り込めるのが火吹き棒の役割。焚き火や炭火の勢いを調整しながら、先端部で薪や熾火の位置を整えることもできるため、火加減のコントロールがしやすい
4. 持ち運びできるピザ窯があれば、庭が本格ピッツェリアに
ウーニ
「Karu 12G Pizza Oven」(9万9800円)

大型レンガ窯のような高温調理性能をポータブルサイズに凝縮。精密な断熱構造や耐熱ガラス扉、分厚いピザストーンなど、屋外で本格的な一枚を焼くための機能を詰め込みました(Ooni日本国内総代理店 ストリックスデザイン 小林裕美 さん)
肉や魚もいいけれど、ピザも食べたい。ならば、スコットランド発のポータブルピザ窯ブランド「ウーニ」にお任せ。「家庭用オーブンでは理想のピザが焼けない」という創業者の悩みをきっかけに生まれた同ブランドは、家庭でも本格的な高温調理を楽しめるピザ窯で世界中の支持を集めている。定番の「Karu 12G」は屋外専用の薪・炭火モデル。約15~20分で理想的なピザ焼き温度である約450℃に到達し、最高温度は約500℃。12インチまでのピザをわずか60~90秒で一気に焼き上げる。重さは約15.5kgで、持ち運びできるのも大きな魅力だ。W41.7×H75.4×D72.8cm


▲薪火の炎でピザを一気に焼き上げる。約500℃の高温と厚さ15mmのベーキングストーンにより、生地の外側は香ばしく、内側はもちっとした本格的な薪焼きピザに仕上がる
5. 鍛冶職人と木工職人が作る、本気のバーベキューフォーク
マウンテンソウル
「バーベキューフォーク」(Mサイズ 46cm/Sサイズ 32cm:各1万3800円)

炭素鋼の本体、天然銘木のグリップ、レザーケースまで組み合わせた本格仕様。実用性だけでなく、道具としての質感まで作り込んでいることが、この製品の魅力です(萬祥株式会社 広報担当)
こんなフォークで肉を食べたらバーベキューの味も気分も格別だ。職人技にこだわるアウトドアギアブランド「マウンテンソウル」のバーベキュー用フォークは、炭素鋼のフォークに希少な高級銘木・ボーコテのグリップを組み合わせた一本。フォーク部分は鍛冶職人が手仕事で叩き上げ、グリップも職人が一点一点手彫りで仕上げる。天然木ならではの木目や色合いは個体ごとに異なり、使い込むほど味わいを増すのも魅力だ。肉を返す、焼き加減を見る、盛り付ける。そんな一連の動作を、ぐっと本格的に見せてくれる絶品ギアだ。
▲グリップには美しい文様が手彫りで施されている。使い込むほど味わいを増すのも天然木ならでは。付属のイタリア製レザーケースも道具としての所有感を一段と高める
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号92-93ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/押条良太 スタイリング/若梅>
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